保育士が辛いと感じるとき嬉しいと感じるとき

「先生が担任で良かった」

2017年06月21日 10時11分

体験談1

『卒園児の思い出は、保育士にとって一生忘れることのできません。私は自分の持てる能力を精一杯出して保育をしてきたつもりです。保育士経験10年目になる私の「卒園生との出会いの一部をご紹介します。どの子もいつまでたっても可愛い私だけの卒園生です。
 
Aちゃん・・・卒園後も続く絆はしっかりとしています。私がAちゃんを担任したのは3年前、そうAちゃんはもう小学校3年生になっています。Aちゃんがちょうど登校する時間に私が出勤しますので、毎朝出会うんです。毎日会っていますから、大きくなったねという感覚もなく、卒園以来我が子のように見守っています。
 
Bちゃん・・・私の園では、毎年卒園児の同窓会をしています。保育園7年になる私ですが、担任をした子どもさんが、大きくなって現れるのをいつも楽しみに待っています。子どもたちとの関係は卒園しても続くものなんです。そんなときには、いつも「あの子の担任でよかった」と思います。
 
Cちゃん・・・ある休日に、ショッピングをしていたときのことです。「あの子・・・」と診たことのある顔の子がいました。見つめていた私と目が合って「先生!」と大きな声で声をかけてくれたんです。「中学生になりました。」とお母さんと並んでいるではありませんか。「先生にはたいへんお世話になりありがとうございました。」とお母さん。結局お茶をすることになり、思い出話でいっぱいになりました。「先生が担任で良かった!」と言っていただいたことが忘れられません。』
 

ポイント1

担任した子どもさんの成長を見ることは、保育士にとってはとっても嬉しいことです。近くにいる子どもさんでしたら、毎日のように会うかもしれません。また、○年後の○○ちゃんに会って「先生!」って呼ばれるのも嬉しいものですね。「あのやんちゃの丸ちゃんが、こんなに立派になったんだ」など、ほんとうに感慨深いものがあります。
 

体験談2

『最近私はものすごく嬉しい経験をしました。先日卒園させた園児のお母さんからのお手紙です。それは、私への可愛いお花のプレゼントとともに添えられていました。「○○(子どもさん)のことを、ほんとうによく見てくださったことが伝わってきました。先生が担任で良かったです。ありがとうございました。」
 
保育士2年目で、担任を初めてしましたので、ほんとうにAちゃん(自閉ぎみな園児)には力を入れてあげました。担任をすること自体に四苦八苦していた中でAちゃんのためにがんばった私への最高のプレゼントでした。実は、卒園前に「最後の連絡帳」ということで、全員の園児、保護者宛に一生懸命書いたのです。他の保護者の方からも「先生が担任で良かった」という言葉を多くいただきました。』
 

ポイント2

卒園式のときに園児一人一人に思い出を書いてあげるというのも一方法ですね。あなたががんばってきたことがきっと伝わり、あらためて「先生が担任で良かった」と思っていただけることでしょう。私たち保育士は、園児や保護者の心に「健全な成長やいい思い出」という目に見えないものを残していくのも仕事のうちの一つですね。
 
まとめ
保育士が辛いと感じる時、嬉しいと感じる時の体験談と、あなたが感じ取ってほしいポイントをご紹介してきました。保育士は憧れの職業でありながらも、社会では多くの問題がクローズアップされ、イメージとしてはよくありません。保育園そのものの問題、激務による残業や持ち帰りの仕事、保護者対応、安全面での配慮など、辛いことも多いのは事実です。
 
でも嬉しいと感じるその瞬間は、どんな職業よりも素晴らしい経験、財産になることは間違いありません。多くの方に共感していただいて、これからも「嬉しさ」を求めて頑張っていただきたいと思います。