保育士が辛いと感じるとき嬉しいと感じるとき

日案を悩んで実践、反省の繰り返し

2017年03月31日 08時26分

体験談1

『毎日悩んで日案を作成し、園児が帰ってから、うまくいかなかったことを反省する、そんな毎日の繰り返しが保育士なのです。私が日々、辛いと感じるのはこのような毎日の同じことの繰り返しなのです。私が働く園では、皆さんがよく言われる残業や持ち帰りは少ないのですが、次何をしようかと思う、そんな日常です。
 
小規模園で働いていますので、職員の数も少なく、自分のやりたいようにできるというメリットもあります。ただその分刺激が少なく、日案が同じようなことの繰り返しになっています。保護者の方からは特にクレームのようなものもない(送迎の際は引き渡すだけという日が多い)のでありがたいのですが、こんな毎日でいいのかという自問自答の繰り返しで、とても辛く感じています。』
 

ポイント1

「やりがい」という点で辛さを感じておられる保育士さんも多いですよ。大規模園で見られるような大忙しの毎日と、小規模園での毎日とでは少し事情が違うようです。保育士は園児と保育で関わっていくのですが、その保育には、目標があって計画を立て、目の前の園児にどんな力を身に付けさせるのか、園児の興味を考えた活動をどう取り入れるのかを毎日考えます。
 
この点では、大規模でも小規模でも違いはありませんが、家族的な小規模園では、そのシステム上、十分なことができないこともあるようです。この方のような辛さを感じておられる方は、転職も視野に入れるのも一方法です。ただ、目の前にいる園児のことを考えますと、「やりがい」をその園で見つけるのも大切なことです。他の保育園の見学をしてみる、ネットなどで小規模園でもできる活動を探し取り入れてみるなど、積極的に動いてみることも必要です。
 

体験談2

『私はまだ1年目の保育士です。園児のために、歌や運動をいろいろと考えて実践しているのですが、反省することが多くとても辛い毎日を送っています。先日歌遊びをしたときのことです。振り付けを教えてあげようと、CDを流しながら、園児の前で踊ってあげたのですが…園児に伝わらないー!遊びだしてしまい、収拾がつかないよー!
 
反省…私の苦手な分野が音楽です。ピアノはなんとかできるのですが、振り付けなどは、先輩に教えてもらったり、ネットで調べたりして実践しています。「歌遊びは、園児目線でしないとうまくいかないよ。」と教えていただいてやっていますが、なかなか園児たちにわかってもらえません。
 
先輩が実践している様子を見せてもらいましたが、あんな笑顔で踊ることができない!という思いで悩んでしまっています。1年目でいろいろと教えてもらう立場にありますが、歌遊びや手遊び、ダンスなど苦手なことが多くて、辛い日々を送っています。』
 

ポイント2

悩みながら実践しているあなたは、美しく映っています。1年目だから許されると考えていいのでしょうか。園児にとっては、1年目の先生だろうと、ベテランの先生だろうと同じ先生ですよ。保育士さんは園児にとってはオールマイティな存在でなければなりません。5歳児なら音楽、体育、図工という、小学校につながることを学びます。最近では英語に力を入れている保育園も多くなっています。
 
この方の辛さは、はっきり言って勉強不足です。園児は正直です。楽しい、おもしろいと思ったことには大きな反応をします。そんな反応を求めて毎日悩んで反省…その繰り返しを多くの保育士さんが実践されています。1年目というハンデはありますが、苦手を克服することで、その辛さは軽くなっていくことでしょう。